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ゆったりと流れる時を楽しむ?
ワーカホリック/仕事が趣味な私、悲しいかなこちらのホリーデーのゆっくり/まったりな時間をまだまだ上手に満喫できなません。
寝室から望むこんな素敵な風景を楽しむ余裕も無く、そそくさと遅めの朝食を済ませて、早速砂浜をお散歩。
庭のゲートを開けたら、そこは砂浜。
前日までの仕事の疲れも忘れて、犬とのロングワォークを楽しみます。
かに釣り
散歩の最終目的地である浮き橋(Pontoon)に着いたら、釣り糸を垂らしてかに釣りを楽しみます。
かに釣りに必要な道具は3つ。
- 少し見づらいのですが、右側の写真の奥に見えるオレンジのリールに巻かれた釣り糸の先に、10cm角のネット袋がついたもの。
- ベーコン。イギリスのベーコンは日本のそれとは違ってほぼ生の状態で売られています。
Smokedとnon-smokedがあって、つりに適しているのは後者(だと思う)。
これを1つめの釣り道具の網の袋の中に入れます。 - つれたかにを掬い上げる網。
オフシーズンのこの時期でも、10分ほど浮き橋の端に座ってのんびり(これが苦手なのですが)糸を垂らしていると、1匹2匹とかにが網に引っかかってつられてきます。
遊覧船で渡るThe packing shedのある孤島
この浮き橋からは、定期的に遊覧ボートが出ているのですが、サイズも遊覧距離も乗船時間も、たぶん皆さんが想像している1/3以下。
乗船10分ほどで黒く塗られた木造の小屋が建つ孤島に到着します。
19世紀後半のこの小屋では、収穫された天然牡蠣の仕分けや箱詰めが行われていたそうです。
現在は、建物を保存するための資金の一部に当てるための、これまた小さなカフェが運営されています。
島の手つかずの自然な状態を体感することができます。
http://www.packing-shed.org.uk
でもせっかくですので、やはり少しはのんびりと。
かにを海に戻して、夕日を楽しみながら、夕食前のビールを楽しむ人々が集うパブを横目に帰宅。
田舎のコテージでよく見られる、梁むき出しの天井の高いラウンジで、かに釣りや拾った石について談笑。
さすがの愛犬Rocoも、たっぷりと自然を満喫して大満足。
暖炉の脇で静かに会話に耳を傾けます。
こうして、いつものタイムスケジュールに追われた日常からのがれ、海辺の時間はゆっくりと流れて行くのでした。