入学の必須条件
ハワイ州の法律は、州の全ての公立また私立の学校に入学する前に受けなければならない身体検査と予防接種を定めています。
予防接種
ハワイの学校に入学する際は、長期、短期にかかわらず、規定の通り、全ての予防接種を受けておく必要があります。B型インフルエンザ、B型肝炎は日本では通常受けませんので、ご注意下さい。
ツベルクリン検査
- ハワイの学校に入学する30日以内のものでなければなりません。(保育園または幼稚園から12年生まで)
- 過去に検査を受けていても、再入学時には再度検査を受ける必要があります。
- ツベルクリン検査はアメリカの免許を持った医師(MD)、あるいはハワイ保健省によるものでなければなりません。
健康診断
- ハワイの学校に入学する1年以内のものでなければなりません。(保育園または幼稚園から12年生まで)
- アメリカの免許を持った医師(MD)によるものでなければなりません。
必要な予防接種
19ヶ月までに | 回数 | 日本では |
---|---|---|
DTaP ジフテリア、破傷風、無細胞百日咳、小児麻痺 | 4 | 最大4回の接種です。 |
小児麻痺 IPV(不活性ポリオワクチン)かOPV(経口ポリオワクチン) | 3 | 通常2回の接種です。 |
B型肝炎 | 3 | 通常接種する種目とはなっていません。 |
MMR はしか、おたふく風邪、風疹 | 1 | 個別の接種でもかまいません |
Hib B型インフルエンザ | 1 | 日本とは型が違うため、現地での接種が必要です。 |
水痘 水疱瘡 | 1 | |
幼稚園から12年生まで | 回数 | 日本では |
DTaP | 5 | 最大4回の接種です。 |
小児麻痺 | 4 | 通常2回の接種です。 |
B型肝炎 | 3 | 通常接種する種目とはなっていません。 |
MMR はしかのワクチンを2回。うち1回はMMRが適用されます。 | (2) | 個別の接種でもかまいません。 はしかは2回必要です。 |
Hib B型インフルエンザ | 1 | 日本とは型が違うため、現地での接種が必要です。 |
水痘 1回目が13歳以降の場合は2回必要 | 1 or 2 |
*学校によって、規定が緩いところ、厳しいところがありますが、基本的には上記の予防接種が義務づけられています。
料金について
病院や予防接種の種類によって異なりますが、おおよそ以下のような料金となります。
- ツベルクリン
- $50/本
- 健康診断
- $200/回
- 予防接種
- $50〜$200/本
受診方法
- 現地のドクターにアポイントを入れます。
- 日本語がわかるドクターの場合は母子手帳を持参してください。あるいは、あらかじめ日本で予防接種記録の英訳を作成する必要があります。
- ツベルクリン反応のテスト、欠けている予防接種の注射、健康状態のチェックを行います。
- 48時間経過してから再度ドクターを訪問し、ツベルクリンの結果の判定を受け、ヘルスレコードを受け取ります。
所要時間について
- ツベルクリン反応の結果が出るまでに48時間必要です。
- 従って入国から通学開始まで、最低3日間は必要となります。
- ツベルクリン反応が陽性であったり、必要な予防接種に間を開ける必要がある場合など、余分に時間がかかります。ご注意下さい。