ハワイの第1言語はもちろん英語。ハワイ語を話す人は、今では、ニイハウ島に住むハワイ人や、フラに関わる一部の人だけとなってしまった。一般的には、地名や挨拶などで使われるのみ。この様に寂しい状況のハワイ語だが、実は日本人にとっては、比較的発音しやすい言語のひとつなのである。

12のアルファベット

ハワイアンハワイ語にはもともと文字が無かった。ヨーロッパ人がハワイ人の言葉を書き留める為に、ハワイ語にアルファベットを当てはめていった。その数わずか12。ハワイ語は5つの母音a、e、i、o、uと7つの子音h、k、l、m、n、p、wで表記される。読み方は至って簡単で、Aloha=アロハ、Kamehameha=カメハメハなど、そのまま読めば良い。

なまじ、英語の知識があると読み違えてしまう言葉も多い。例えば、LikeLikeは、英語読みだとライクライクだが、ハワイ語ではリケリケと読む。

日常的によく使うハワイ語

表記 読み 意味 表記 読み 意味
Aloha アロハ こんにちは、さようなら Lanai ラナイ ベランダ
Mahalo マハロ ありがとう Kau Kau カウカウ 食べ物
Kane カネ Ono オノ おいしい
Wahine ワヒネ Luau ルアウ 宴、宴の料理
Keiki ケイキ 子ども Makai マカイ 海側
Hale ハレ Mauka マウカ 山側
Lani ラニ 天国 Kai カイ
Ohana オハナ 家族 Nalu ナル
Hana ハナ 仕事 Ali’i アリイ