今日はインドの食品買物事情について少し。
1軒の店では用事が足りない
日常品の買物をする時、チェンナイでは1軒の店で用事が足りません。
野菜はベジタブル・ショップ、魚はフィッシュ・ショップ、卵は卵ショップ、その他 牛乳や加工食品、家事用品等はスーパーである程度揃います。
玉子もただ並んでいる
玉子は冷蔵庫に入っている店はほぼありません。
だから新鮮な物が入っている玉子店が一番。
玉子店と言ってもほぼ路上で、冷蔵庫はもちろんエアコンもありません。
玉子だけが何百個も並んでいる状態。
野菜は念入りにチェック
野菜もベジタブル・ショップが一番新鮮で安いです。
野菜は手荒く扱われて来ただろう単体のものが山積みになっていて、そこからひとつひとつ痛み具体を確認しながらより良いものを選びます。
隅々まで確認しないと、帰ってから中身が虫に食われていた とか、半分腐っていた とか、食べられずに捨てることになったりもします。
店頭では、毎朝お姉さん達が売れ残りの腐った部分を切り落とし、見栄えよくして並べなおしています。
葉物でサイズが小さいのは売れ残りだということです。
肉はほぼ冷凍です。BBQ等で大量に買い込む以外は、スーパーで冷凍になっているパックを買います。
宗教上の理由で、牛や豚は手に入りにくいです。
魚は手が出ません
魚が一番入手困難。うちの目の前では漁師が毎朝漁をしています。
近海で 小船で捕ってくるのですが、それが一番の理由で手が出ません。
なぜなら・・・
インドはトイレがない家が多く、皆波打ち際をウォシュレットとして使うから…
朝、用を足した海で、魚を捕るのです。
まぁまぁまぁ、その辺は見なかった事にしたとしましょう。
魚の野外販売
でも次の難点はこれ。野外販売!
大量のハエと排気ガスに紛れながら炎天下の中、魚が売られています。たまに屋内の魚店もあったりしますが、ハエ事情は同じです。
魚はここではなかなか食べられません。