アロハ!ホノルルのサヤカです。
卒業式が始まった
開始時間が近づき、ブラスバンドの演奏が始まりました。来賓客も席に着き始め、いよいよ卒業式の開始です。
遥か遠くにゴールドのガウンを着た集団が見え始め、いよいよ卒業生の入場です。
きっと遠くで見えないだろうと思い、望遠鏡を持って行って正解でした。500人以上いる卒業生の中から、豆粒のような息子を探せるだろうかと心配していましたが、そこは我が子、一発で彼を見つける事が出来ました。
全員が入場するまでは、こちらを向いてみんなの顔が見えるように立ってくれています。みんなで大きく手を振ると、恥ずかしそうに手を振り返してくれる長男を見て、またまたウルウルしてしまいます。
帽子がなかなか頭に止まらずに、途中で落っこちたらどうしようなどと余計な心配をしていましたが、さすが高校生、周りにはしっかりした女子がいて、きちんと止めてくれたのでしょう。
卒業証書授与
いろんな人のスピーチが終わり、成績優秀者の紹介や、特別に何かを頑張った子(私の心に残ったのは、妊娠、出産をし、それでもソフトボールで素晴らしい成績を残した女の子でした)が終わり、卒業証書授与が始まります。アルファベット順に名前が呼ばれ、舞台に上がって証書を受け取るのですが、会場のあちこちから、それぞれの家族や友達が、大声で声援を送ります。
もちろん私たちも、長男の番のときには、他の人が声援を送っているかどうかが分からないくらい大声で叫びました。
ハワイならではのレイセレモニー
そして、式が終わると、スタジアムの外の駐車場で、ハワイならではの「レイセレモニー」が待っています。
ものすごい人の数なので、何がなんだか分からなくなりそうですが、名字の頭文字別に駐車場が割られていて、卒業生は各自、自分のセクションで待っています。
私たちも事前に用意してあったレイを持って、こんな人ごみで、探せるだろうかと不安になりながら人込みをかき分けて行くと、またしても割と簡単に見つかりました。さすが我が子。
レイを彼の首にかけて、「よく頑張ったね!」と大きくハグをしていると、彼の父親や、お友達が続々とレイをかけに来てくれました。最終的には、口が見えなくなるくらいの沢山のレイが彼の首にはかかっていました。
高校生活の最初の2年は違う学校に通っていたため、その学校からのお友達も沢山来てくれました。沢山のお友達に囲まれて、とても嬉しそうな顔をしている長男を、本当に誇りに思う、素敵な一日でした!