フィンランドでは自分の家は自分で建てる

一戸建て


フィンランドでは、一戸建ての家を自分で建てる家庭が多い。共働きが多い家庭で、どうやって何年もかけて建築できるのか、いつも不思議でしかたない。

その上、子育てしながらや、奥さんが大きなお腹を抱えながら、建築に参加している所も見かける。週末は、親戚や兄弟も時間があればお手伝いに向かう。

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フィンランド人の中でも、ご主人が大工仕事に興味がない人は、アパートを賃貸したり建売を買ったりしている

 

物件が高すぎる


どうして家族や親戚に手伝ってもらってでも、自分たちで建てるのかと言うと、出来上がった物件は小さいマンションでも2,000万円以上してしまう。人件費がとっても高いからだろうか・・・・

先日友達が引越した2LDK、65㎡ 築9年のマンションでその値段だったのでびっくりした。

ヘルシンキの首都だとその2倍はする。一戸建てになると、新築で土地がついてなくても2,500万円以上してしまう。。

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改築


我が家の自宅は、43年前に建築会社で働いていた主人の両親が建てた。その当時3歳だった主人も手伝ったらしい。

義父は専門家だったので、43年たった今でも快適に暮らせる。改築した部分は床暖房と水周りくらいだ。

私たちのように、築20~30年の一軒家を改築して住むのも節約になる。

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日曜大工


父親が建築関係だったため、主人の兄弟は二人とも、自分で一戸建てを建てた。

主人は今でも大工作業が大好きで、5月になって毎週末コテージの前のテラスを作りに行っている

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こんなことができるのは、残業がない社会だから。フィンランド人は4時半くらいには帰宅する。

日本では全く考えられない。

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