オーストラリア パースの小学校その1

初めまして。オーストラリアのパースに住み始めて13年になります。
うちには2月からHigh School に入学する娘と、
小学校4年と2年になる息子がいます。

日本で教育を受けた私が子供達をこちらの小学校に通わせていると、え?何で?とびっくりすることもしょっちゅう。
日本とパースの小学校の違いをちょっとご紹介しますネ。 Image 3

就学年数

西オーストラリア州の学校は、

  • Kindergarten 1年
  • Pre-Primary School 1年
  • Primary School 6年(Year 1 ~ Year 6)
  • High School 6年 (Year 7 ~ Year 12)

となっていてます。
各州ごとに細かなルールが決められており、上の年数は週により若干異なります。
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教科書

日本では義務教育の12年間、国から指定された教科書が配布されますよね。
でも西オーストラリア州では指定の教科書が全くないんです。
(他州の教科書の有無はわかりません)

国から指定されたカリキュラムはあるんですが、どうやって教えるかは各学校に任されているようです。
私の子供達の学校(仮にU校とします。カトリックの私立校)では、先生がプリントした教材を使って勉強しています。

何を勉強しているのかわからない

日本の子供達は学校から重たい教科書を持って帰って来て、次の日には時間割合わせをしてまた持っていきますよね?
U校ではスクールバッグの中はお弁当、水筒、帽子、A4サイズのファイルだけ。

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宿題のプリントはもらうけど、教科書を見ながら宿題するって事はありません。
本人に、”今日は何勉強したの?”って聞いても、”忘れた〜”の返事です。
学校で今どこまで勉強してるのかってことが全然わからないんです。

こんなの勉強してたんだ〜

学期末にだけプリントを貼付けたノートが帰ってきます。IMG_9359

ここで初めて、”あ〜。こんなの勉強してたんだ〜。”とわかります。

親としてはちゃんと勉強内容を把握しておきたいけど、こちらのシステムに従うしかないんですよね。もしかして教科書通りに学習するよりいいのかもしれないし。

でもちょっともどかしい気がするのはわたしだけでしょうか。
他国ではどうなんでしょう?

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