こんにちは。ホノルルで、ヨガインストラクター、ドューラのお仕事をしている、さやかです。
ドューラ???
ドューラ???
日本にお住まいの方は殆どの方が聞き覚えのない響きではないでしょうか。
語源はギリシャ語で、「女性奴隷」を意味している単語でした。
そして、のちに、王族や、貴族などの女性の妊娠、出産のお手伝いをしていた人をその様に呼ぶようになり、現在は妊娠、出産、出産直後の女性のお世話をする人、という風に進化を遂げているそうです。
女性の出産の神秘が失われている
昔は、女性の妊娠や出産は、女性の手によって観察され、女性に支えられ、女性によって行われてきました。ところが、近年の妊娠、出産の医療化が進み、残念ながら本当の女性の出産の神秘が失われて来ています。
もちろん、医療の発達により、今までは助からなかった命が救われる事はとても素晴らしい事ですし、医療を使うしか助ける方法がない場合には、大賛成です!
ですが、現在の出産時での「医療行為」の4割は、不必要な医療行為だと言っても過言ではありません。
ベッドに横になった出産は不自然
また、アメリカの多くの病院では未だにベットに横になった出産をしています。
動物の出産を見た事のある人は、ご存知だと思いますが、動物は出産の際にうろうろ動き回り、体を揺すって色々な体勢で出産をします。人間も動物なので、本来ならば、色々な体勢で出産するのですが、現在アメリカで「一般」とされている出産体勢は骨盤にものすごく負担をかけ、赤ちゃんの頭が通りにくい形に圧迫します。
ちなみに私は4人目の自宅出産の際には、こんな体勢で膝を床につきバランスボールに寄りかかって出産をしました。上の3人と比べて、かなり楽でした。
また、病院の殺風景で明るい電気の付いた部屋、看護師やスタッフが出入りする状況は、妊婦さんが落ち着いて出産をするのに最も適していない状況と言えるでしょう。
そして、何よりも妊娠、出産を体験している張本人の意思、そして人としての権利があまり尊重されずに出産が行われている事がとても多いのです。
(詳しい内容は、ここではあまり相応しくない事もあるかと思うので、興味のある方は私個人のブログをご覧頂下さい。
http://profile.ameba.jp/sayakanaturalbirth/)