ハナウマベイの横にあるこんもりした山 ココヘッド。
マイナスイオンを感じながら、
鳥のさえずりを聞きながら、
トロピカルな山をウキウキハイキング。
とは、全く異なる、修行ような?ココヘッド。
修行の様なココヘッド
ひたすら続く無限階段をただただ頂上を目指してまっすぐ登るだけ。
最初は割と平坦で、なんだ楽勝?と思いながら、振り返り景色を楽しむ余裕もある。
でも、それもつかの間。
だんだんに傾斜がきつくなり、会話も少なくなる。
真ん中くらいにくると、枕木が敷いてあり、下は?え?谷?
木と木の間がけっこう空いていて、風もぶおぉーっと吹いている。
しかもこの木半分腐ってる?
まじ?これ二足歩行では無理かも。
恥ずかしさはちょっと、でも、身の安全が一番大事。
4本足で恐る恐る渡る。
枕木を渡ると、もう少しで頂上。
山登りって人生みたいだ
ここからの傾斜が半端ない。45度はあると思う。(超主観的測量ですが。。。)
顔が地面に着きそうなくらい前のめりになり、顔を真っ赤にしながら、やっぱりひたすら登る。
もう会話も景色も余裕もない。
足を一歩一歩出すのを脳で命令をしてあげないと、進めなくなる。
ここで思った。いや、悟った。
山登りって人生みたいだ。
みんな頂上を目指して(目的を持って)前へ進んで行く。
途中自分が登ってきた(生きてきた)道を振り返る。
よくがんばったなと、ちょっと休憩したり、
なんか違うな、他の行き方あるかなと迂回したり、
前に進むのもうしんどいし、下りようかなと諦めたり。
でも、辛くても頂上に到達(目標を達成する)までがんばるんだ。と言い聞かせる。
もちろん振り向かずに一直線に頂上目指して登りきる人もいるけど。。
ラストスパート
そして、ラストスパート。
最後の10段。
ここで人生変わるのかなって思った。
もうこの10段、ワタクシ一歩も足が上がりませんっという状態。
膝に手を当て、肩でゼェゼェしている私をよそに、私の友人はなんと駆け足で駆け上った。
そして、さっさと山頂に立ち、気持ちいいよ〜、早くおいでよ〜と涼しい顔で私を呼んでる。
あ〜、ここが違うんだ。
目標が見えても進めない私と駆け足で目標達成する友人。
などと妙に納得しながらもノロノロとようやく頂上に到達。
がんばった人たちだけが味わえる喜び
そこにはがんばった人たちだけが味わえる喜びがある。
そよ風に吹かれながら絶景を眺め、達成感をしみじみと味わう。
きっと人生も山登りと同じだと思う。
休憩しても迂回しても、時には少し下りても、目標をぶれずに持って、そこを目指して前に進めばちゃんと到達する。
人生の修行、ココヘッドハイキング、ハワイに来られた際には一度登ってみてください。