ハワイの自然科学

すばる(左端)

すばる望遠鏡

すばる望遠鏡は、ハワイ島マウナケア山頂に設置されています。マウナケアは標高4,200m。快晴の日が多く、雲が登ってくることも少なく、人工的な光の発生源となる都市も周辺にないため、非常に天体観測に適した場所です。このような好条件のため、マウナケア山頂には11カ国が運営する13の望遠鏡が設置されており、マウナケア観測所という国際研究施設を形成しています。

すばる望遠鏡は、日本の科学技術の粋を集めて建造された、光学赤外線望遠鏡です。世界最大級の、口径8.2mの巨大な単一鏡は、0.012ミクロンという誤差の鏡面精度でコンピュータ制御されており、天体からの微弱な光を集めることが出来ます。

すばる望遠鏡は、火、水、木曜日に1日3回、16歳以上の見学希望者を対象に、一般公開されています。また、施設見学受け入れの他に、天文学の教育普及を目的とした一般向け講演、および学年に対応した授業を行っています。

ハワイ諸島の形成

現在のハワイ諸島は、数百年の歳月をかけて、形成された。全長3千百キロに渡るハワイ諸島は、火山の頂上の軌跡である。

ハワイ諸島が乗っている太平洋プレートは、年間約5cmの速度で、北西に移動している。ハワイ諸島を形成した原因となった、マグマの噴出口「ホットスポット」は移動せず、その上の太平洋プレートだけが移動する。このため、1海底からのマグマの噴出→2島の形成→3プレートの移動→1海底からの新たなマグマの噴出というループを繰り返し、ハワイ諸島が形成されたのである。現在、このホットスポットは、ハワイ島の真下にある。